BiSH、3年連続での出演!
連続出演しているアーティストは数あれど、ここまでドラマチックに階段を登りつめたアーティストはいるだろうか?

今年は昨年のステージより大きい、
ステンドグラスのあるマンモスステージ。
ダンスも歌も、昨年よりパワーアップして、
そのぶん、オーディエンスの注目度や清掃員の数も
比べものにならない!

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「BiSH -星が瞬く夜に-」「OTNK」「サラバかな」と、イントロから歓声ものの名曲たちをたっぷりと披露。

MCでは「ボロフェスタの好きなところ」というテーマに対して、ハシヤスメ・アツコは「手作りの看板」、セントチヒロ・チッチは「出演アーティストが面白い」などの発言も。ありがとうございます!

「雨続きで憂鬱な気分になるかもしれないけど、台風が来たら必ず晴れの日が来る」そんなチッチのMCから、「beautifulさ」、そしてラスト「プロミスザスター」! カーテンが開き、一気に広がるステンドグラスの輝き。彼女たちは今、最高に輝いている。BiSHの物語は、ボロフェスタとともに!

ベーシストを引き連れ、本日は2人体制のゆーきゃん。ふるまい酒を配ったあと「飲みながら見てくださいね、富山県富山市から来ました、いや、ボロフェスタから来ました。ゆーきゃんです。」という挨拶を挟み始まったのは、「青い青い空に心ひとつだけ沈めたい」と歌う、「空に沈む」。

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ゆーきゃんの歌を聴くと思い出す絵画がある。それは、ミレーの「晩鐘」。淡い光に包まれ、祈りを捧げる名もなき人々の姿は、ゆーきゃんが歌う音楽の印象と重なる部分があると思う。

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小さな駅にある錆び付いた椅子や降り積もる雪。歌詞の情景が思い浮かぶような「0764」を挟み、静かなアルペジオから始まる「地図の上の春」へと繋ぐ。ゆっくりと呼吸するようなゆーきゃんの歌を聴いていると、自分にのしかかっている重いつき物が取れ、息がしやすくなる気がする。

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創設者として、初期からずっとボロフェスタを見てきたゆーきゃん。結成当初、ボロフェスタにてライヴを行ったBiSHや、お客さんが数人の頃からlivehouse nanoで活動をしてきたクリープハイプなどを例に出し、「今回ボロフェスタに出てるミュージシャンも、駆け出しの頃から大きくなった人が多い。でも、そういうみんな、それはミュージシャンだけじゃなくてお客さんも含めて、戻ってこれる土俵として、ボロフェスタがあることが嬉しい。」と語ってくれた。

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最後の曲は、「世界が終わったらいいのにと考えながら書いて、歌詞の内容自体は変わらないけれど、今は世界がずっと続いていけばいいのにと思いながら歌っている」という言葉の後に披露された「エンディング・テーマ」。「新しい世界を見渡せるくらい 丘を超えてゆこう」という歌詞には、これからもずっと続いていくだろうボロフェスタ、そしてボロフェスタに関わった人すべての人生に対する願いが込められているようだった。

京都発のパンクバンド、odd eyes。ボロフェスタに満を持しての登場である。

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舞台は設営済のプテラノドンステージではなく、床に直接機材を置き、オーディエンスが彼らを取り囲むスタイル。1曲目が始まった瞬間から、激しいモッシュが繰り広げられる。

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楽器陣が奏でる音ひと粒ずつが弾丸のように身体にのめり込んでくる。内蔵の奥底まで揺らされるような衝撃に、拳を握り締め頭を振らずにはいられない。ドラムの奏でるビートが空気を切り裂き、ベースやドラムもそれに負けじと走る。疾風がKBSホールを駆け抜けているようだ。

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「自分たちの場所や意識、方法等にルールを作って、良い物を変えない」。本日が投票日だった衆議院選挙の話も交えつつ、MCではそのようなことを語っていたカベヤシュウト(Vo.)。鋭い視線でオーディエンスを見据え、手を伸ばし掴むようなジェスチャーをしながら、自らの言葉で突きつけるような姿が印象的だった。

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「必要ある、必要ないは自分で決める」そんなカベヤのMCの後、最後の曲まで突っ走ったodd eyes。すべての物事がもろくうつろいやすいこの時代に、確固たる信念を持ち続ける彼らのような存在がいてくれることに心強さを感じた。

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今年も、ボロフェスタにOGRE YOU ASSHOLEが登場。
ねっとりとしてドープなサウンドを
ストイックに演奏し続けてきた彼らなのですが、今回の彼らはちょっと違いそう。
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序盤の「頭の体操」は音の粒が立っているし、「ヘッドライト」もジャズっぽいベースが際立っている。以前のライヴは曲を分解し、再構成していくようなリミックス感の強い演奏だったが、今年は違った方向に動き出している。

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後半の「フラッグ」や「見えないルール」など、ライヴでリアレンジされそうな楽曲に関しても、ベースやドラムのビートをメインに、シンプルな反復が続く。エフェクトの響きというよりは、肉体的なサウンドで聴かせているようだ。

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より深くダンス・ミュージックを突き詰めた彼らの音楽に、踊らざるを得ない!

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「PPT」に合わせて街の底ステージに登場したのはパノラマパナマタウン!
岩渕想太(Vo/Gt)がフロアを煽りステージから身を乗りだしお客さんとゼロ距離に。早口の歌詞をバックで弾くにはもったいないくらいにイカしたギターに乗せて畳み掛ける。細かく刻まれるハイハットのリズムで勝手に体が動いてしまう。
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何度も繰り返す歌詞が印象的な新曲も披露。ギターソロやベースソロではサイドの2人も身を乗りだし中指を立てる。つまらない日常のしがらみをぶち壊すかのように歌い、最初の勢いを止めずにどんどん加速していく。
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これまでボロフェスタに客として遊びに来ていたという岩渕は「俺らとお客さんに差なんてないし、みんな遊びたいだけだ!一緒に遊ぼうぜ!」とフロアとの一体感を高める。
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ラストの「世界最後になる歌は」ではハンドマイクを使いステージを動きまわりながら歌う。曲の途中で音を止め岩渕は、ボロフェスタは好きなものはなんでもいいと言ってくれているようなフェスで本当に大好きで、自分たちもその選択肢の1つになれたこと、自分たちを選んでくれたことに感謝を伝えた。サビの歌詞をノーマイクのアカペラで叫ぶように歌いあげフロアは最高潮に。
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2018年初頭にメジャーデビューを果たす彼らのこれからの進化が楽しみになる圧巻のステージだった。

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