本番前にボギーをみてから、

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黄倉未来、街の底ステージへ見参!!!!

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「ASKAのマイクスタンド もつとこ ついてる」!!!!
ミニマルなサウンドにのせたフレーズの繰り返し
ひたすら、ひたすら、繰り返しで中毒になりそう!

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時にはお客さんを巻き込み、マイクを向け、歌わせて
コントまで始めちゃう始末。
みんな「曲、まだ?」って思ってる?

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大暴れ!
壊さないでね、特に天井とか!!!


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このあとも、また何か起こるかも?
黄倉未来に要注目!

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ボロフェスタ2017のロゴを背にライヴを始めるのは、おとぼけビ〜バ〜。彼女たちは、過去に地下ステージやナノボロフェスタにも出演しており、念願のボロフェスタのフロア・ステージの出演なのである。期待を膨らませながら、ついに爆音が鳴り始め、「親族に紹介して」「いけず」が妖艶かつ大胆に
歌われる。

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観客は各々ダンスを踊り、頭を振る。その後も、「台風と一緒にやって来ましたおとぼけビ〜バ〜」と言い放ち、今年イギリスのレーベルよりリリースした 「ラブ・イズ・ショート」を披露。こちらはすでに、おとぼけビ〜バ〜の代表曲にもなっており、リリース後もUKツアーも成功させている。

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「屈強な男たちは、ここ(私の前)までこい!」そう叫ぶ、よよよしえ(Gt. Cho.)。案の定、おとぼけビ〜バ〜のキラーチューンである、「あきまへんか」でダイブ!!主催者のもぐらも観客に混ざり大盛り上がり。

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京都という地から、世界へと飛び出し、各方面で話題沸騰中の彼女たちは、京都出身バンド代表格になりつつある彼女たちは見逃し厳禁だ。

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続いてどすこいステージに凛とした佇まいで登場したのは、カネコアヤノ。

どこか儚いのに、強いという相反する空気感がとても魅力的な彼女が一曲目に歌ったのは「恋しい日々」。
力強い目力でしっかりと言葉を紡ぎつつ、首を振ってリズムにのっている観客を見ては、何かを確かめるように頷きながら歌っていた。

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そのあとに歌った「春」や「グレープフルーツ」では、きらきらして澄んだビー玉のような瞳で真っ直ぐ歌い上げる。アコースティックギターの音が優しくも、尖っても聞こえるところが本当に不思議で素敵だった。

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曲間のMCではほとんど言葉はなく、観客もそれに応えるように終始聞き入っている様子だった。中でも思いのすべてを出し切るような新曲では、芯の太い伸びのある歌声に思わず息を呑んでしまった。

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少女と大人の間のような、それでいて透き通った彼女の表情がこのどすこいステージの観客を捉えて離さなかった。時折見せた笑顔がとてもキュートだったことも印象に残っている。

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そして彼女が最後に歌ったのは「とがる」。マイクに前のめりになってこちらに言葉を飛ばす姿に、彼女の持つ言葉の力強さを改めて感じた。と、同時に歌うことでどこか解放されているような様子にも見え、まだまだ彼女の歌う姿を見ていたいと思うようなライヴだった。



ハンブレッダーズがボロフェスタに初出演!
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「8年前、文化祭に出るためにバンドをはじめました。でも今は音楽にはなにか力があるって確信してステージに立ってます。よろしくお願いします。」
しっとりとヴォーカルの声が響く曲を披露したあと、2曲目では力いっぱいギターを掻き鳴らし全力で青くさいくらいの青春の歌を歌う。全員汗だくになって狭いステージの上を目一杯使って表現し、フロアではいくつもの拳が挙がる。
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MCでは以前土龍さんから「おまえの作る音楽でリストカットする人の右手を止めろ」と言われ、「そのときはなに言ってるんだと思ってたけど、今は本当にいい言葉だと思う」と思い出を話す。誰もが笑顔でハンブレッダーズの音楽に聴き惚れ、幸せな空間が広がっていた。
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「ロックンロールは魔法なんかじゃないけど、ちょっとだけ心がワクワクする、だから僕はナノもボロフェスタも最高だと思います。」
最後の曲でふたたびたくさんの拳が挙がった。間違いなく音楽の力を身をもって感じさせたステージだった。
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さてさて次のマンモスステージは、3人組ピアノ・トリオのH ZETTRIO!

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オルタナ・ロックが続きましたが、ここに来て少しタッチの違った彼らが入ることもなんだか新鮮。ジャンルや音楽のタイプが違っていても、その垣根を飛び越えた共演はボロフェスタの魅力のひとつ。

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「Beautiful Flight」ではじまり、続けて「PIANO CRAZE」でさらに盛り上がる! H ZETT M(key)は、手元のキーボードだけではなく、ショルダーキーボードまでも使用し、きらびやかな指さばきで音を奏でる。

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彼にとっての演奏はきっと、鍵盤と指の接触だけではない。弾きながら体をかがめたり、足を浮かせたりジャンプしたりと、体と楽器が一体となっているように見える。彼の体は、ピアノそのものなのだ。

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終盤は「炎のランニング」にて早弾きを披露。ピアノからベース、ドラムとメンバー全員でテクニックをリレーしていく姿に興奮が収まらなかった! これぞ、エンターテインメント!

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