2015年09月

シルバーウィーク真っ最中の今月21日・22日に、東京ではライヴサーキットイベント「Shimokitazawa Indie Fanclub」が開催されていました!

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Limited Express (has gone?)、never young beach、中村佳穂、シャムキャッツなどなど…ボロフェスタに出演が決定している多くのアーティストが出演。リアルタイムに熱いインディシーンを目撃できる、夢のような2日間でした。Limited Express (has gone?)は、フロアのテーブルまで使った大胆なプレイで大暴れ! 花泥棒は初見のお客さんのハートもガッツリ掴んでいました。Yogee new waves、OGRE YOU ASSHOLEなどは入場規制。シャムキャッツはイベント終演後2回目の演奏をしたくらい。そんなアーティストをぎゅっとまとめたボロフェスタ、今更ながらすごくないか?! ますます楽しみになってきましたね。 そんなわけで今週も出演アーティストを紹介します。

アットホームなゆるゆるロック、ヤングパーソンクラブ

元徳島で人気沸騰中の3ピースバンド。それぞれのサウンドが際立つシンプルな音楽性と、クセになる不思議系歌詞が気になる…! 特に↑の動画のユルさとか、リズム感のよさ、溢れんばかりの語彙力に注目せざるを得ないですね。 そんな彼ら、憧れのボロフェスタ初出演=初めての京都公演とのこと。京都初上陸のサウンドをぜひ生で目撃しましょう。

ストレンジポップバンド、noid

石川県金沢市で結成。りんご音楽祭やサマソニにも出演経験あり。1曲の中で多様な音作りや展開が繰り広げられるから「ストレンジポップ」というのでしょうか。万華鏡のように次々と景色が移り変わるんだけど、どこか一貫した芯が通っていて、曲の統一感を感じます。ちなみに彼ら、ボロフェスタ終了後すぐの11月3日に、myletterとのスプリット盤を発売予定だそうですよ。

 

そんなわけで今週は、ゆるゆる~と2アーティスト紹介しました。

ついに来週は10月に突入だ!

今週もやってきました金曜日!昨日、ボロフェスタ最終発表がありましたね。

ミノウラさんの手品ショー、ゆるめるモやヤングパーソンクラブ、

そ、そしてくるり…! くるりボロフェスタに登場だ~!

売り切れる前に、チケット確保班、いそげ!

 

そんなわけで全アクトが揃ったボロフェスタ。 もうシルバーウィークだし、当日まであっという間かもしれません。 今週からは、ボロフェスタに出演するアクトを紹介していきます。

オーディション「閃光ライオット」出身! Brian the Sun

大阪出身の4人組。 Galileo Galileiや、ねごとを輩出した年の「閃光ライオット」で、準グランプリを受賞した経験を持つ彼ら。スタイリッシュでさっぱりしたサウンドと、のびがよく力強い声が絡み合い、強いメッセージ性を感じます。KANA-BOONキュウソネコカミは、彼らに影響を受けてそうな気がしますね。彼らが有名になるよりも前から、ダンサブルなロック鳴らしてきたのが彼らなんじゃないかなと思っています。

コール&レスポンスで盛り上がれ、SATORI!

京都発・男女混合5人組。大阪だと「MINAMI WHEEL」、東京だと「Shimokitazawa SOUND CRUISING」に出演するなどしています。サウンドクルージングでは、見れず残念…。 その音楽性はソウルでグルーヴィ。男女混合ヴォーカルなことで、ポップさが増してる。どう?ワクワクしない? 中盤のコール&レスポンスのあたりなんか、パーティ気分の大学生になれちゃうようなそんな感じ! Shiggy Jr.やnever young beachとは音楽性が違うけど、パーティ感という点において似たテンションを感じています。

星の○ービィではない?! プププランド

わたくし、梶原(24)の年齢プラスマイナス10歳くらいの人は知ってるであろう、プププランドという響き。その世代かはともかく、それをバンド名にしちゃっている神戸の4人組です。なんとロッキング・オンのオーディション「RO69JACK 2014」で優勝し、ROCK IN JAPANへの出場経験もあり。もう、なんといっても↑の「BABY」が名曲。銀杏BOYZのちょっと不器用な感じを受け継いだ、青春ソングですね。彼らの音楽はフォーキーで、70年代寄りの楽曲もあったり、かと思えばエモーショナルなものもありと幅広さも魅力。Youtubeにもたくさんの曲が挙げられていますし、6月にミニアルバムを出しているので要チェック!

 

そんなわけで本日はボロフェスタ初日・24日に出演する3バンドを一気に紹介しました。 シルバーウィークは、ボロフェスタ出演者もたくさん出る「Shimokitazawa Indie Fanclub」へれっつらご!

さて今週も、ナノボロフェスタの振り返りをお届け!

3つのキーワードで、ナノボロフェスタ最終日を振り返ります。

 

○スイカ

 

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2日目は、「ナノボロフェスタに、もっと夏感を!」というスタッフの思いにより、かき氷の販売と、スイカ割りを突発的に開催! 農家らしき女性が重たそうなスイカをゆっくりゆっくりと運んできて、野球ユニフォームで現れたナノ店長・土龍さんがバットでぱっかーん! 割れたスイカは2階・ラクボウズで振る舞われました。このスイカ、甘みが強くみずみずしくておいしいんです。お客さん、出演者を問わずみんな夢中で食べていました~。 ちなみに2回目のスイカ割りは、あのバックトゥザフューチャーのドクさんたちが登場。スイカが彼らの時代に帰れるスイッチとなっているようで、無事、割ることができ帰っていきました。…そんなコントも楽しめちゃうフェス、それがボロフェスタです。

 ○個性が強い!

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初日以上にいろんなタイプのアーティストが多くて、良い意味でカオスな状態。私的には、みんなで歌える民謡的な振る舞いをしながらも、歌詞ではどこかひやっとさせられるT.V.not Januaryが素晴らしかったです。5人組、とあるように、お茶農家の夫婦の息子までがメンバー。舞台でおとなしくしててすごいな~と思っちゃいました。ちなみに物販では自家製はちみつも販売されており、好評な様子でしたよ。現役京都精華大学生の中村佳穂は、華奢な体でパワフルな歌声。「今夜はブギーバック」のカヴァー、かっこよかったです。

○フォーエバーヤング

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急遽参戦が決まったE.S.Vや終盤の2アクト、Have a Nice Day! とHomecomings から特にびしびし伝わってきたのは、若いエネルギー。年齢とか見た目だけじゃなくて、輝きが、情熱が、いい意味で未完成だということ! ナノボロフェスタでこの夏はガッツリ締めるけど、バンドは現在進行形。未完成のままで続いていく、そんな気がします。

Have a nice day!は、夏をとり戻したかのような灼熱さ。誰も彼も汗だくでモッシュしてました。「Are you Ready?」から「フォーエバーヤング」の流れから溢れるワクワク感はいつだって最高~! ライヴを終えたせのしすたぁまで乱入したり、小バコながらウォールオブデスが生まれたり、異例のアンコールがあるなどと、ボリューミーなステージでした。

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トリは Homecomings。綺麗に装飾されたマイクスタンドは彼女たちのために用意されたセット。とても綺麗な光景で、メンバーの生き生きとした様子を照らしていました。彼女たちはヴォーカルの歌声も含め柔らかな音を鳴らすイメージでいるのですが、この日はとくに芯の太いサウンドで、エモーショナルだったのを覚えています。メンバー全員がテキーラをあおったアンコール、ギター・福富の「うぉい、なんてパーティだ!」という発言も含め、こんなロックなバンドで締めくくるなんて、なんていい夏休みなんでしょう…! ラストを締めくくる「白い光の朝に」では、秋はおろか冬のはじまりまで告げられた気分でした。

 

以上、ナノボロフェスタの振り返りでした!

来週からは、ボロフェスタ本祭に向けての記事をばんばんアップしていこうと思います!

どうぞよろしく!

 

先週、ナノボロフェスタ無事終了しました!

ご来場いただいた方、SNSから見守ってくださった方、ありがとうございました!

当ブログのリアルタイムレポートも、合計2000超のアクセスを記録し、ブログもフェスらしい盛り上がりを見せていたと思います!ボロフェスタ本祭もどうぞよろしく!

 

さて今週は、そんなナノボロフェスタから1日目を特集します。

題して、梶原的・ナノボロフェスタ盛り上がりキーワード3選!

 

  • 感情

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ナノボロフェスタのアーティスト、感情をガンガン表面に出しちゃうタイプか、内に秘めているタイプかで非常に大きく分かれていたように思います。スタートを飾ったカトキット、ナードマグネットは前者で、Baa Baa Blacksheeps やSpacetime and streams は後者と思っています。特にカトキットは「ボロフェスタは憧れの舞台」と言っていたこともあり、印象的なステージでした! ヴォーカルのあっけは、暗くもある詩の世界観含めステージではっきりと喜怒哀楽をさらけ出していたのが印象的。可愛らしさだけにとどまらないパフォーマンスでした。トップバッターとしてお客さんのテンションを引っ張り上げる気持ちも、素晴らしかったです。またみたい!

 

  • 手品

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2回にわたってラクボウズで行われた「ミノウラヒロキマジックショー」。ナノのスタッフ、笑顔が眩しいミノウラヒロキさんによるトランプ、輪っか、似顔絵など多種多様な手品に大盛り上がり!「ナノにいる場合じゃないだろ!」「抱いて!」など、なんだかすごい声援でした。私はすぐ近くでリアルタイムレポート作業をしていたのですが、「おお~!」という声が上がるたび気になって気になって!作業を中断させるほどのすごさだったので、初日の裏ベストアクトはミノウラさんに送りたいと思います。

 

  • チルアウト感

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昼、夜とマドラグに2回出演したゆーきゃんの演奏や、夏らしいキラーチューン「渚」を持ちながらも「Sonic Youth in the house」でロックに締めた花泥棒、そしてトリのnever young beachから漂ってきた、この夏を締めくくる「チルアウト感」! 特にnever young beachではゆったり聴きたいし、みなさんしっとりした反応をされると思っていたのですが、想像以上にノリノリ! メンバ―は演奏もキャラクターもイケイケな人たちで、フジロックの時の演奏にも負けないパーティ空間を形成してくれました。若い人たちがお酒を飲んで、がんがん踊って…これこそ、最高のバイブスだよ!

 

そんなわけで初日をざっくり振り返りました。

2日目<後編>は、また来週お送りします!

 

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