台風21号が接近し、KBSホールの外も雨風が強くなってきたこの時間帯。そんな憂鬱を吹き飛ばす、ハッピーなグループがやってきた。そう、皆様ご存知スチャダラパー!「スチャダラパーのテーマPT.2」が流れる中、「ワンツー!ワンツー!京都!」という掛け声と共に登場した彼等、本日はサポートMC、ロボ宙を加えた4人編成。のっけから「MORE FUN-KEY-WORD」で場を盛り上げる。プラカードを片手にコール&レスポンスを求め、観客もそれに答える。しょっぱなから気分は最高潮!

IMG_4927


2曲目の「ライツカメラアクション」に引き続きお披露目されたのは、新曲「セブンティーン・ブギ」。「17歳の気持ちになって書いた、ANI(パート:フンイキ)はもう50歳になるけど」とBOSE(パート:MC)が語るこの曲は、ライヴ会場限定CD「セブンティーン EP」に収録されている。観客一体となり「セブンティーン・ブギ!」と叫びながら手を挙げる様子に、「なかなかいい感じじゃない?」と満足そうなBOSE。勢いもそのままに、今度は某TV番組のオープニング・テーマだったことでおなじみの「GET UP AND DANCE」を投下!「ぱーっぱらっぱっぱっぱら!」のフレーズが印象的な名曲に、思わず飛び跳ねてしまう。

IMG_4934


「ボロフェスタについては噂には聞いていたんですけど、なかなか出演する機会がなくて。感じが合わないのかなと思ってたんですよ、やっと呼んでくれて。」「やっと会えたね的なね」「ミポリン的なやつですよ」「誰もあんまついてきてないですよ!!」という軽快なMCに観客も大笑い。「ボロフェスタ」の「ボロ」ってどういう意味?と楽屋で話題になった、というエピソードでは独自の「ボロ」に対する見解も交えつつ、「評判がいいこのイベントに呼んで頂いてありがとうございます」と挨拶。観客も拍手で答える。
『サビになったらみんなさっきの「セブンティーン・ブギ」みたいに、知らなくてもいいから「レッツロックオン!」って言ってたらテイは整うから、なんか楽しい感じになるよ』というMCの後、昨年発売されたアルバム「あにしんぼう」から「レッツロックオン」に移る。知ってる・知らないに関わらず、誰もが楽しめちゃうのはスチャダラパーのなせる技!

IMG_4933


うねるベースラインに自由自在なラップが気持ちいいEGO-WRAPPIN'とのコラボ曲「ミクロボーイとマクロガール」を挟んだあとは、大名曲「今夜はブギー・バック」!ステンドグラスのカラフルな光を浴びながら、観客たちが手を横に振る景色がとても美しい。「よくなく なくなく なくなくない?」はもちろん大合唱。おなじみ「心変わりの相手は僕に決めなよ」のフレーズを歌うANIにもきゅんとさせられる。

IMG_4932


最後は「ボロフェスタ!クラップユアハンズ!」の掛け声の後に「LET IT FLOW AGAIN」をプレイし会場を去ったスチャダラパー。
「今夜はブギー・バッグ」の「とにかくパーティを続けよう」という歌詞に、続けていくということを何よりも大切にしてきたボロフェスタの姿勢を重ね、胸が熱くなる。そんな最高のステージだった。